「階段を上がってリビングに入る処に設置せてある扉が、枠に当ってしまい閉まらないのですが」とお問合せいただきました。
「引違の扉ですか?それとも普通の片開きの扉ですか?」『普通の扉です』
「何かぶつけたり、扉が閉まらなくなった原因はありましたか?」と状況を尋ね出来るだけ、状況をイメージします。
『特にこれと言って、思い当たる原因はありませんが実は数日前に他の大工さんにみてもらったのですが・・・・・・・・全く良くならず、それどころか余計(枠に)あたるようになったような気が・・・・』と言うではありませんか それは・それは、こまったにゃ~と思いつつお伺いすことになりました。
お伺いし、枠に扉が当たってしまい閉まらなくなってしまった室内建具とご対面です。
スライド蝶番
パナソニック製の室内建具が階段の上がり切ったところに設置してあります。2階のリビングから扉を開けるとすぐ階段、ちょっと危険なような気もしますが、そこは今回問題視されていませんのでスルーします。
パナソニック製のユニット式形状の室内建具のため、簡単に調整できるスライド蝶番が仕込んであります。
スライド蝶番を【チョコチョコッと】調整すればいいだけのような気もしますが…・他の大工さんが調整しきれなかった代物、何か問題があるはず。
気を引き締め【チョコチョコッ】の【クルクル】と蝶番のビスを回し調整してみると
あにゃ。簡単にしまってしまいました。いやいやこれは何かの間違いこんなに簡単にできるはずがない。(でも、ユニット式建具のスライド蝶番の調整なんてこんなもんと思いつつ。)ちゃんと扉が開閉するか動作確認を行いますが全く持って問題なくパナソニック製の室内建具は開閉できます。
作業完了
作業を見ていたお客様が一言、「こないだの大工さんは違うと処(ビス・ヒンジ)を一生懸命いじくっていましたよ??」同業者さんの事は悪く言えないので、苦笑いでその場をごまかし作業は3分で無事終了です。
工事内容 | 工事内容:室内建具の修理 工事時間:10分 工事金額: 5000(点検費+交通費) |
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