北区上中里の純和風の専用住宅で玄関・廊下のフローリング(縁甲板)を張替えました。

 

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廊下の床板が『ベコベコ』しており、ワザと体重を掛け踏込めば床が抜けてしまいそうです。

床が『ベコベコ』してしまう原因としては、工業製品であるフローリング内部での【せん断破壊】が考えられます。せん断破壊を起こしてしまった製品は交換する以外に直しようがなく、現状の床板(フローリング)を全てはがし新しい床板に張替える事になりました。

床をはがした際に現状の床の仕様は一重張りと判明し(根太に直接仕上げのフローリング材が張ってある状態)一重張りも床が『ベコベコ』する原因の1つであると考えられるため、急きょ構造用合板を捨て貼りした二重張りに使用を変更することになりました。

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根太の上に針葉樹の構造用合板を捨て貼りしました。

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以前と似た風合いのフローリング(縁甲板)を張りおえ作業終了!!

床の仕様も1重から2重になり耐震強度も向上、せん断破壊もなく床の『ベコベコ』も一切なくなり、飛び跳ねても床が抜ける心配もありません。